レトロを感じて。【国内旅行記〜江戸東京たてもの園〜】

国内旅

こんにちは!!

asgです。

今回は東京都小金井市にある、「江戸東京たてもの園」に行ってきました!!

とても暑かった2023年の夏。

長く辛かった夏もやっと終わりが見えた、季節の変わり目にのんびりと癒されに江戸東京たてもの園へ。

最近流行っているレトロな雰囲気をたっぷり楽しめる素敵な場所でした。

それでは、スタートです!!!

「江戸東京たてもの園」とは

私は神社仏閣を始め、歴史を感じられる場所や建物が大好物である。

今回訪れた「江戸東京たてもの園」は前々から行ってみたかった。

って事で、まず「江戸東京たてもの園」とはどんな場所なのかを説明しますね。

江戸時代から火事や地震などの災害による被害で歴史的建造物が失われた。

そこで、東京都が「江戸東京博物館」の分館として「江戸東京たてもの園」を作り、歴史的建造物をそこへ移築して保存したり、復元したり、展示したりしている。

なので、「江戸東京たてもの園」には貴重な歴史的建造物がたくさんあり、建物の中に入って見学することが出来るんです!!

詳しく知りたい人はHPをご覧ください。

そして初めて知ったけど、江戸東京博物館の分館だったんですね!知らなかった。

「江戸東京博物館」もとっても楽しい場所なので、是非行ってみてください!(2023年休館中)

こちらのHPも載せておきますね。

場所は東京都小金井市桜町3−7−1

都立小金井公園の敷地内にある。

最寄駅は

①武蔵小金井駅

②東小金井駅

③花小金井駅

のいずれかになる。

各駅からバスが出ていて、小金井公園前のバス停まで行くことができる。

しかし、私は歩くのが大好き!

武蔵小金井駅から約30分歩いて江戸東京たてもの園に向かった。

駅の北口を出て目の前のバスロータリーを右手に向かう。

吉野家を左に曲がり大通り沿いを真っ直ぐ北方面に歩くと都立小金井公園に着く。

単純な道なので迷うことは無いだろう。

到着!!

この日は雲一つない晴天!!

そしてジメジメした湿気もほとんど無く、とても気持ちいい天気!!

清々しい気持ちで歩いているとあっという間に30分が経ち「江戸東京たてもの園」に到着した。

入り口で入場料を払い、中へ。

料金は大人400円、65歳以上200円、大学生320円、中高校生200円、小学生以下は無料である。

個人的にはとっても良心的な金額だと感じた。

パンフレットをもらったので、園内マップを確認する。

園内は大きく3つのゾーンに分かれている。

①西ゾーン

②センターゾーン

③東ゾーン

上記の3つである。

中央だけなぜか英語、、。

インターネット上でよく見る写真があるのは「東ゾーン」なので、後のお楽しみとしてとっておき、私は西ゾーン→センターゾーン→東ゾーンの順番で回ることにした。

西ゾーン

エントランス広場に出て左側が西ゾーンである。

すぐ目の前に見える「田園調布の家(大川邸)」を始め、大正時代や昭和時代に建てられた豪邸が室内まで見学できる。

最初に見た「田園調布の家」には食堂があったり女中の部屋があったりとお金持ち感を思いっきり見せつけられた、、。

室内にはピアノもあり、当時の優雅な暮らしぶりが窺える。

すごいなぁ、、。と感じながら隣の「前川國男邸」へ移動する。

そこで私はこの旅一番の感動を味わう。

家の中にお邪魔して居間に行くと、そこには吹き抜けのある開放的は空間が広がっていた。

なんて素敵なお部屋なんだろう、、!!!

ずっとここに居たい!!と思った!!

窓も大きく、時折吹く風が心地いい。

ものすごい癒し空間だった。

その後も他の建物を見て回る。

「常盤台写真場」の前には「ボンネットバス」があり、レトロな見た目がとても可愛らしかった。

ここに来て気がついたが、園内はものすごく広い!!

ずっと歩き回っていると疲れてしまう、、。

マップを見るとW10の「デ・ラランデ邸」には休憩できるカフェがあり、多くに人がコーヒーなどを飲んで休んでいた。

歴史的建造物でゆっくりお茶をする。

楽しいだろうなぁ。

私は元気いっぱいだったため、そのまま歩き続ける。

奥には農家の家が展示されていた。

昔の家をみると勝手にゆっくりとした時間を感じ、癒される。

今日は天気も心地よく、風も気持ちいい!

深呼吸して身体中に空気を入れる。

他の農家も見た後は武蔵野の道を通り「センターゾーン」へ向かった。

センターゾーン

「センターゾーン」は西ゾーン、東ゾーンに比べると展示数が少ない。

その中でも1番の見所は個人的に「高橋是清邸」だと思いました。

2•26事件で有名な方ですよね。

学生時代に日本史の授業で学んだ記憶が微かにあります。

建物の中には高橋是清氏の年表パネルがありました。

なかなか波乱万丈な人生だったみたい。

留学先で手違いで奴隷として扱われていたり、仕事を辞めてペルーで事業を起こしたが失敗して無一文になったり、日銀総裁になったり、内閣総理大臣になったりと、、。

ものすごくドラマチックな人生を送っていたみたいですね。

興味のある人はこちらを見てください。

建物の中はとても広く、お屋敷!って感じ。

2階にも上がることができ、窓から見下ろすお庭が素敵だった。

建物を出て、お庭を通って次の建物へ。

お庭には水が流れていて、聞こえてくる水の音に癒される。

東ゾーンに行く前に「伊達家の門」を見た。

大きくて迫力のある門でした!

この門は江戸東京たてもの園の敷地の外からも見ることが出来、というか見えちゃっていて、地元のおじぃちゃんがジーッと眺めていた。

最後に1番楽しみにしていた「東ゾーン」へ向かった。

東ゾーン

橋を渡って東ゾーンに突入!

東ゾーンが大正から昭和初期の展示を中心にしていた。

今流行りのレトロがたくさんあるエリア。

素敵な場所が多いので、どんどん紹介します。

まず目に止まるのは「万世橋交番」!

小ぢんまりしていて可愛らしい。

奥には仮眠室があったり、ガス台があった。

交番の奥に入る機会なんて無いので、面白かった!

進むと次に見えるのは路面電車「都電7500形」。

車内も見学でき、今の電車との違いを感じられる。

エアコンは無く、扇風機のみ。

今年の暑さだったら耐えられない、、。

ただ、扇風機は今も使えるようで、動いてました。

木で出来た床が良い雰囲気!

次はマップ上では「下町中通り」とされているエリア。

昭和初期のお店が並び、当時の下町を感じることができる。

まずは、「村上精華堂(化粧品屋)」

どっしりとした店構えがカッコよかった!

次は「大和屋本店(乾物屋)」

店内には乾物も展示されていて、とてもリアル!

お店横のたばこ販売コーナーも素敵。

おばあちゃん家のお店もこんな感じのコーナーあったなぁ、、。と感慨深い。

ブルドックソースも並んでいた。

可愛いパッケージ!

中濃ソース、使ってます!

次は「丸二商店(荒物屋)」!

台所用品を中心とした日用雑貨がたくさんあり、とっても素敵な空間!

ここは好き過ぎて写真をたくさん撮った。

どこを撮っても良い感じ!

その後も素敵なお店が並んでいて、

傘屋さんがあったり、

自転車があったりして、

「小寺醤油店」に到着。

醤油店なので醤油があるのだが、他にも味噌やお酒を販売していたそう。

ウイスキーの瓶がぼってりしていて可愛い。

缶詰も数多く積み上げられている。

奥には昔のレジも。

レジ台の中が冷蔵庫になっているのは斬新だと思った。

レジの奥には瓶ビール。

木枠に入っているのがかっこいい!

さらに奥には醤油の歴史が展示されていた。

醤油が入っている容器が年代別に展示されていて面白い。

小寺醤油店を出ると、向かい側には「万徳旅館」があった。

そして下町中通りの突き当たりまで来ると、「子宝湯」という銭湯が現れる。

中にはいると下駄箱の時点で男湯と女湯に分かれる。

もちろん誰も入浴はしていないので、男性も女湯を見学できるし、女性も男湯を見学できる。

脱衣所を抜け、女湯の浴室に行くと奥の壁に山の絵が書いてあり、ザ・銭湯という雰囲気。

男湯には富士山があった。

たまに水が出るとのこと。

気をつけて。

壁には昔話をモチーフにした絵が書いてあったり、

地元のお店の広告が貼られていた。

当時を感じられる広告も。

中から見た雰囲気はこんな感じ。

脱衣所も時代を感じる。

最後は「鍵屋(居酒屋)」へ。

銭湯を出て右に行くとある。

居酒屋ですね。

店内が渋くて、最高!

メニューも良い感じ。

味噌おでんと熱燗で一杯やりたいなぁ。

また熱燗を作る入れ物がたまらないですね笑

他にも紹介出来ていない素敵なお店や建物がたくさんありました。

どこも当時を感じられる雰囲気で、その時代に生きていないのに当時の活気や生活が見えるようでした。

レトロ好きな人や歴史好きな人は行って損は無いと思います。

敷地が広いので、涼しくなった秋晴れの時に行くも良し、冬の夕暮れ時に哀愁を感じるも良し、春の陽気な天気に楽しむも良しだと思います!

もちろん夏の暑さに負けず元気いっぱいに遊びに行っても良いと思います!

疲れたらカフェで休憩できるし、自動販売機もたくさんあるので水分補給には困らないです。

都内でありながら、のんびりと観光するのにオススメなスポットでした!!

asg

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