黄金の湯、美しい石段、謎のお寺【国内旅行記-伊香保温泉-】

国内旅

こんにちは!

asgです。

今回の旅先は言わずと知れた温泉街「伊香保」です!!

伊香保といえば、温泉を始め、石段や水沢うどんが有名ですね。

出来れば、ゆっくり泊まって日々の疲れを癒したかったですが、今回は日帰りです。

日帰り旅の中で、温泉、水沢うどんはもちろんのこと、他にも行った事のない場所にも行ってみました!

実は伊香保には以前にも訪れたことがあるのですが、その時は大雪になってしまい、常に傘をさして歩いていました。

寒いし、濡れるし、景色を見る余裕もあまりない。。

そんな良い思い出の少ない伊香保にいざリベンジです!!

さて、今回は伊香保を満喫出来たのでしょうか。。

それでは、スタートです!!!!

今回は朝8時からレンタカーを借りて、いざ伊香保へ向かう!

途中で高坂サービスエリアに寄って、休憩兼遅めの朝ごはんを取ることにした。

お気づきだろうか。。

すでにリベンジに失敗したことに。。

前回は雪、今回は雨。

気持ち的には何も出来なかった前回に比べたら、今回は少しはやれてるかな!(何が?)

雨に加えて、道もすごく混んでいて、すでに1時間押し。

車が全く動かない時間がとっても長かった。。

Q,それなのに休憩したの?

A,そう。なぜなら膀胱が晴れる寸前だったから。

本当なら、最初に伊香保グリーン牧場に行く予定だったが、諦めた。(泣)

ま、雨で行っても存分には楽しめなかったと思う。

高坂サービスエリアではトイレに行き、遅めの朝食として「柚子メンチバーガー」を購入して、車内で食べた。

これが、めちゃくちゃ美味しかった!!

柚子の香りも良く、バンズはふわふわで、メンチカツはサクサクで美味しい!

メンチカツとバンズのボリュームすごく、大満足の一品だった!

高坂サービスエリアを出てからは快調に進むことが出来、そのまま1時間押しで最初の目的地に着くことが出来た。(伊香保グリーン牧場はやはり断念した。。)

黄金の湯で疲れを癒す。

伊香保温泉の入り口にはしっかりと、歓迎の看板があった。笑

最初の目的地は「黄金の湯館」

日帰り温泉が堪能できる施設である。

営業時間は10時〜22時(最終入場は21時30分)

料金は時間によって異なる。

●10時〜15時

・中学生以上:743円(税込)

・3歳以上小学生以下:440円(税込)

●15時〜21時30分

・中学生以上:1,073円(税込)

・3歳以上小学生以下:660円(税込)

私はお昼頃に到着したので、743円で入場した。

内湯が2種類、露天風呂が1種類、サウナが1箇所あった。

シャンプー、リンス、ボディーソープは備え付けてあり、場所によってシャンプーなどの種類が違った。

私は豆乳のやつにしたと思う。(うろ覚え)

雨が降っていたが、どうせ濡れているので、露天風呂も楽しんだ。

雨のおかげで寒い中の露天風呂は気持ちよかった!

内湯の黄金の湯は熱めだったが、しっかりと芯まで温まり、最高だった!!

風呂上がりは、休憩スペースで少し休憩し、運転の疲れを癒す。

本当ならこのまま寝たい。

今寝たら、これまた最高に気持ち良いだろう。。

でもすでに1時間押しなので、次の場所へ向かうことにした。

あとで調べると、多目的スペースでは卓球ができたり、ゲームコーナーがあったり、漫画コーナーがあったりとお風呂以外にも色々と楽しめるようになっているそうだ。

次は泊まりで来て、ゆっくりと楽しみたいものだ。

黄金の湯館の目の前には湯の花饅頭屋さんがあり、もくもくと煙を上げ、饅頭をふかしていた。

これを見るだけでも癒されてしまう。

伊香保はいい場所だな。。

有名な石段を歩く。

お風呂から出て、車でさらに移動し、駐車場に止める。

伊香保周辺には駐車場が沢山あるので、この日は特に待たずに止めることが出来た。

駐車場から歩いて5分くらいで、有名な石段に到着!!!

前に来た時は、「IKAHO」なんて無かった。

最近、よく見るな。これ。

ちなみに石段の一番下はバス停になっている。

石段の真ん中には温泉が上からずーっと流れて来ていて、所々で見れるようになっているので、なんだか楽しい!!

石段は全部で365段。

マジかよ、、、。

これはツライ。。

365段という数字には1年中賑わうようにという願いが込められているのだとか。

休憩できる場所もちょくちょくあるので、ゆっくり行きましょう。

石段の歴史について書かれている看板があったので、読んで見ると、なんとこの石段は長篠の戦いで負けた武田勝頼が負傷者を癒すために作らせたとのこと。

歴史好きとしては、温泉だけでなく、歴史的スポットとしても大興奮!!

しかも、あの北辰一刀流の千葉周作まで所縁があるじゃないか!!

テンションを上げて、階段を上がって行く。

すると、途中のゴミ捨て場にアヒルちゃんが大量発生チュウ!!

なんで??笑

意味も原因も分からないけど、ちょっと元気出た。笑

太ももを酷使しながら、階段をまた登る。

石段の両脇には歴史を感じるレトロなお店から最近出来たようなオシャレなお店まで沢山並んでいて、とっても良い雰囲気!!

やっと100段まで来た!!

え、まだ100段!?

階段には今何段目なのか書かれているので、どこまで登って来たかが分かる。

これがまたキツイ。。。泣

150段目はタバコの吸えるオシャレカフェバーだった。

ここから見る石段がまた良かった。

テレビでもよく見る角度!

あまり天気は良くないが、この日も多くの観光客で賑わっていた。

その後も素敵なお店を眺めつつ一段一段登って行く。

振り向くと、やっぱり素敵な道。

見下ろして見ても、良い雰囲気で良い。

そしてやっと、頂上付近の「伊香保神社」の鳥居に到着。

すでに太ももは悲鳴を上げている。

しかし、最後の一踏ん張りで登り切る。

ついに登りきった!!

これは結構疲れる、、。

これは、ちゃんと休憩を小まめに取りながら登るべし。

頂上は伊香保神社となっている。

ふと見ると、ちょっと紅葉している!

神社で旅の安全を祈願して、石段を下りていく。

実は下りる方が、危険である。

登山と一緒。

角度が急で、この日は雨も降っていたから滑りやすく、とっても危ない。

慎重に下りていった。

頂上付近には有名な湯の花饅頭のお店がある。

「勝月堂」さんというお店。

ここは湯の花饅頭を購入することが出来るのは、もちろんバラ売りもしており、その場で食べることもできちゃうのである!

早速1つ注文し、頂いた。

生地がもっちりしっとりしていて、中のあんこが甘くて美味しい!!

疲れた体にこの甘さが沁みる。

休憩したので、再び下り始めた。

雲と同じ高さにいるようなのに、お店も多く、人で賑わっている不思議な空間。笑

下りている途中で、先ほど登っていたときには気が付かなかった、黒板の伝言板に気がついた。

スマホも携帯電話も普及していない昔は駅にある黒板の伝言板で待ち合わせなどをしていたらしい。

よく待ち合わせ出来るな。。と思う。すごい。

それがまさか伊香保にあるとは、、。

どんな伝言をしているのかな。

いや、カオス!!!!

コロッケ探しているやつに己のGPAを晒してるやつ!!

どんな伝言してんだ、、。笑

好き勝手書いてあるのも楽しくて良いね。

最後に笑顔になって石段エリアを後にした。

謎のお寺で神秘体験。

続いて向かったのは、伊香保石段から車で約10分のところにある「佛光山 法水寺」

台湾に総本山のある、お寺である。

駐車場に車を停めて、長い階段を登っていく。

その階段の一番下には、お坊さん?が笑顔でお出迎えしてくれる。

正直、ちょっと不気味。。

日本のお寺ではあまり見ない表情や作りになっているので、慣れない。。

笑顔の先にある階段はこんな感じ。

途方もなく長い。

ちなみに駐車場は上にもあり、ほとんど階段を登らずとも上に行けるので、ご安心を。

階段は途中にいくつか踊り場のようなスペースがある。

そこには可愛い修行中らしきお坊さんたちが沢山いた笑

どのお坊さんも笑顔で、動きがあって、とっても愛らしい。

おかげで長く辛い階段も軽快に登ることができた!

本堂の下まで来ると、建物の大きさに遠近感が狂う。笑

最後の階段を上ると、日光の三猿ならぬ、伊香保の三坊主がいた笑

猿なら良いが、修行中のお坊さんには沢山見て、聞いて、話しかけて欲しいものである。

本堂に着くとやはりその大きさに驚いた。

本堂は中庭を囲うようにロの字で建てられていた。

右側にはカフェスペースまである。

さすが台湾。タピオカのオブジェが当たり前のように置いてある。

本当にお寺か?と疑いたくなるような楽しげな空間。

中庭のスペースも遠近感が壊れるような広大さ。

すごいなぁ。と感動し、振り向くと雲の中にいるような景色が目の前に飛び込んで来た!

この日は雨で真っ白だったが、晴れているときには眼下に山と裾のに広がる街が見え、まるで天空のお寺のように見えるらしい、、。(めっちゃ見たかった、、!!泣)

次は絶対に晴れているときに行こう。とリベンジを誓った。

写真は撮っていないが、この後本堂の中をロの字沿って見学した。

ここはなんと拝観料が無料!!

入り口は階段を上がって来て左側で、ぐるりとロの字を回って、最後にタピオカのあるカフェスペースに出る順路となっている。

中央部分には大講堂のような部屋があり、大きな大仏さまがおられた。

ここでもまた大きさに圧倒されて、厳かな気持ちになる。

たまたまなのか、出会った住職さんたちは皆、おそらく台湾の人たちであった。

たっぷりと法水寺を堪能し、お腹が空いたので、お昼ご飯を食べに次へ向かった。

絶品の水沢うどんと舞茸の天ぷらを味わう。

ご飯は伊香保で有名な水沢うどんに決めてある。

法水寺から車で5分ほどのところにある「水香苑」さんに訪れた。

水沢うどんとい大きな文字が良い!!

入り口に目を向けると、扉の前にかかっている暖簾がさらに良い!!

松の木も相まって、素敵な外観になっている。

注文したのは2種類のつけ汁を味わえる水沢うどん(ざるうどん)+舞茸と野菜天ぷらセット。

ざるうどんは990円。

天ぷらセットが+440円。

計1,430円(税込)

お塩も薬味も3種類あって、味変しながら飽きずに食べることが出来る。

うどんは程よいコシとのごしの良さがあり、本当に最高にうまい!!

つけ汁も醤油もゴマ、どちらもとっても美味しい!!

天ぷらは揚げたてで、衣がサクサクで中はホクホク。

特に舞茸は感動する美味しさ!!

齧る度にサクッと良い音が響く。

天ぷらにちょっと付けたお塩がまた良い仕事をしていて、味に奥行きを作っている。

永遠に食べていたい。

そんな気持ちになる、極上の食事となった。

ふらっと道の駅「赤城」へ寄る。

なんだかんだで、そろそろ帰る時間が迫って来ている。

夕方の東京方面への高速道路も混みそうなので、早めに向かわないと、レンタカーの返却時間に間に合わなくなってしまう。

帰り際に道の駅に寄っていくことにした。

向かったのは「道の駅まえばし赤城」

道の駅って無条件にテンションが上がる。

しかも、ここはお風呂にも入ることが出来る!!

ご当地食材やスイーツなど色んな種類の特産品があって、見てるだけでも楽しい!!

ここ道の駅赤城ではレンタルサイクルもしていたので、自転車に乗ってお出かけも楽しそうだ。

中央には屋根のある広い空間があり、イベントなどもやってそうな感じ。

建物の中に入り、フードコートを物色。

どれも美味しそうだった!がお腹はいっぱいなので、何も食べなかった。。

奥の階段横が階段の段に沿って、ベンチになっていて、便利で良いアイデアだと思った!

外にも自由に使えるイスやテーブルが沢山あって、地元の人たちが普通に休憩していた。

道の駅が特別なものではなく、普段の生活で普通に利用する場所となっている感じがとっても良いなと感じた。

敷地の奥には広い芝生の公園になっていた。

遊具も楽しそうなものばかりで、子ども連れの人たちも楽しめるようになっている。

他にもアウトドア用品のお店やパン屋さん、晴れていたらのんびり座りたい屋外ベンチもあってとーっても良い場所だった。

一通り見て回ったら最後にソフトクリームを食べて、糖分補給。

バウムクーヘンがメインのお店だが、ソフトクリームも濃厚な味わいですごく美味しかった!!

ソフトクリームを食べ終わり、一つ伸びをして、渋滞だろう東京方面へと車を走らせ、帰路についた。

エンディング

案の定、帰りも時間がかかり、なんとか時間内にレンタカーを返却することができた。

帰りの途中に三好サービスエリアに寄り休憩したが、綺麗で色んな種類の飲食店やおみやげ屋さんが並んでいた。

その中で芋恋を発見し、気がついたら購入していた。

芋恋ってすっごく美味しいよね!!

今回の伊香保旅、以前行った時は雪だったので今回こそは晴れた伊香保を満喫しよう!とリベンジに燃えていたのだが、まさかの雨。。

天候に関してはリベンジ成功とはいかなかったが、内容的には全て楽しめたので、旅としては成功!とする。

本当に楽しかったしね。

またいつか3度目の正直として、晴れた日に伊香保へ遊びに行こうと誓った。

温泉好き、うどん好き、レトロ好きには堪らない場所!!

さらに、台湾のお寺に興味ある人にもオススメ!笑

おしゃれなお店も沢山あるので、老若男女(口に出すと絶対噛む)全ての人が楽しめる場所だと思いました!!

それでは、今回もasgの勝手にオススメコーナーで終わります。

第17回は、

◇書籍「しゃべれどもしゃべれども」佐藤多佳子著◇

この本は噺家の主人公、今昔亭三つ葉の不器用な日常を、軽妙でテンポの良い文章で描かれている。

三つ葉は短気で頑固。

女性の気持ちなんて全然わからない不器用者。

でも憎めない人間っぽさが面白い。

そんな不器用な三つ葉に話し方を教えてくれと頼む人が4人も出て来た。

4人とも人と話すことに悩みを抱えているらしい。

まだ二ツ目だし、人に教えるなんて一見全然向いてなさそうな三つ葉だが、人と関わる中で段々と三つ葉自身も成長していく。

時にぶつかり、一緒に悩んでいるうちに、なんだがちゃんと仲間になっていて、気づけばみんなのことを応援している。

そこに三つ葉の恋愛も加わってくるのだが、三つ葉の恋と落語の指南のバランスがちょうどよく、あっという間に読み終わってしまう。

三つ葉だけでなく、出てくる人全員が不器用。

というか、器用な人なんて実はいないんじゃないかな?

それでも良いじゃない!

そんな気持ちにさせてくれた一冊です!

映画化も漫画化もされている有名な小説なので、幅広い人にオススメ出来ます!!

あ、落語の話ですが、落語を知らなくても全然大丈夫です!

知らなくても楽しめます!!

それではまた次の旅で!

asg

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