膨大なときの流れを感じる【国内旅行記-国立科学博物館-】

国内

こんにちは。

asgです。

今回は上野にある「国立科学博物館」に行ってきました!!

そこには1日で全てを見て回るのは無理なくらいありとあらゆる展示物があり、様々な角度から刺激を与えてくれる、そんな素敵な場所でした。

料金もそこまで高くないので、行ったことの無い方全ての人にオススメできる、お気に入りのスポットとなりました。

写真撮影OKなのも嬉しいポイント!!

それでは、スタートです!!!

スタートは上野駅

月曜日、私は仕事をしながら考えていた。

明日は、先日の土曜日出勤の振替休日を取得したは良いが、何をしよう。。(仕事に集中しろ)

天気予報では雨または曇り。

せっかくの平日休みだが天気が良くないため、山にも行く気にならない。

こういった時、1日中家でのんびりできる人が羨ましい。

私は少しでも外に出て、外の空気を吸わないと気が狂いそうになる。

仕事をしながら(実際はほとんど何も進んでいない)熟考した結果、ひらめいた!!

「博物館に行ってみよう!!!」

という訳で、あまり料金が高くなく、楽しそうな博物館を調べて(もちろん休憩中に)見つけたのが、

「国立科学博物館」なのである。

場所は上野駅から歩いて5分ほど。上野動物園の近くである。

料金は常設展で、大学生以上が630円。

なんと高校生以下は無料である、、!!

破格だ、、!!

開館時間は9時〜17時(最終入館は16時30分)

以前から行ってみたいと思っていたので、良い機会だ!!

そして翌日、上野駅に到着し、まずは油そばで腹ごしらえ。

東京油組総本店 上野組

人生で初めての油そばだったが、めっっっちゃうまい!!!

この後油そばにハマり、別の日に出かけた先の横浜駅でも並んで油そばを食べた。

お腹いっぱいになったので、早速目的地の「国立科学博物館」へ!!

日本館1F 南翼 自然をみる技

12時過ぎに到着し、券売機でチケットを購入して中へ。

奥まで行くと、天井の高さと建物の豪華さに驚く。

まずは1F 南翼 自然をみる技のエリアに行く。

ここには昔の天体望遠鏡や時計、顕微鏡、さらには地震計などが展示されている。

本気を出せばここだけで1日居られるほどの展示数である。

そして望遠鏡の展示では、当時の望遠鏡を実際に覗ける体験展示もあり、楽しい!!

中でも私が気になった展示物が、昔の人がどこにいても時間が分かるように携帯していた「携帯用日時計」である。

当時はスマホもましてや腕時計も無い。

でも今が何時頃なのかは知りたい。

そこで携帯用日時計が出来た。

その実用性の良さや形ががかっこいい、、!!

日本館2F 北翼 日本人と自然

次は階段で2階に上がり、2F北翼 日本人と自然エリアへ。

ここは日本人の祖先の生活や暮らしの中で付き合ってきた自然が展示されている。

このエリアで一番印象に残ったのは、日本人女性のミイラの展示。

ミイラって何となくエジプトでしか見ないイメージで、他にあってもヨーロッパとかで、海外の文化といった印象だった。

しかし、ここで展示されているのは日本人女性のミイラ。

それも大分綺麗な状態で保存されている。

そのため、この展示は個人が特定されてしまう恐れがあるので、撮影NG。

勝手に遠い世界での話だと思っていたミイラがグッと身近に感じられた。

この人は当時どんな生活をしていたのかな、、。と思わず考えてしまう。

しばらく展示を見つめていた。

色んな感情にさせられる有意義な展示で、とっても印象的でした。

日本館2F南翼 生き物たちの日本列島

お次は向かい側の2F南翼 生き物たちの日本列島に向かう。

いきなりヒグマが迎えてくれる。

こんなデカイのか、、。

もし山で出会ったら、怖すぎて色々と諦めてしまうかも、、。

以前、北アルプスの焼岳に登った際、下山後バスセンターまで向かう平坦な道で私は恐らくクマを見た。

恐らくというのは、怖すぎてそちら側を凝視出来なかったから。

その当時私は上高地3日目で、「疲れたなぁ。。」とトボトボとバスセンターまで歩いていた。

すると視界の隅で黒い物体が木から落ちてきた。

「!!!!!!!!!」

本当に怖いときは声が出ない。

多分向こうは気づいていないはず。

物音を立てずになるべく早く、この場から遠ざかろう、、!!

姿勢を低くして後ろに全意識を集中させて(マジで全集中)早歩きでその場を去ったのである。

この経験があるから、今目の前のヒグマを見て、体が条件反射的に冷や汗を出させた。

こえー。。

他にはキジやイノシシ、鹿など山にいる動物たちがたくさん展示されている。

このエリアで印象的だったのは、カツオ!!

戻りカツオと初カツオの違いについて紹介されていて、「へーー!!」と思わず唸ってしまった。

戻りカツオは脂がのって美味しいから、秋の味覚として有名なのか。

日本館3F南翼 日本列島の素顔

続いては3Fへ。

南翼 日本列島の素顔エリアに到着。

ここは海の生き物を中心に展示されていた。

ここでの印象に残った展示はオオサンショウウオ。

気持ち悪い!!!

思わず、井伏鱒二の「山椒魚」を思い出してしまった。

もしこれだけ大きくなってしまったら、そりゃ住処から出られなくなるだろうね。

そして川でこんな生き物に出会ったら、怖いだろうな。。

なんか、怖がってばかりだな。。笑

日本館3F北翼 日本列島の生い立ち

向かいの3F北翼 日本列島の生い立ちに移動する。

吹き抜けから下を見下ろせる。

相変わらずとても綺麗な建物である。

ここではとてもかっこいいフタバスズキリュウが展示されている、、!!

このエリアではやっぱりこのフタバスズキリュウが一番印象的だった。

何とこの化石は当時高校生だった鈴木さんが発見したのである。

高校生がこんな大発見をしたなんて、凄すぎる、、!!

他にもナウマンゾウなど色んな昔の生き物の化石が展示されていて、とても楽しかった!!

地球館

あー、楽しかった!!たっくさん素晴らしい展示物も見れたし、大満足なので帰ろう!!

としたが、国立科学博物館には日本館の他にも地球館があるというまさか。

しかも、日本館より大きい!!

どんだけ、広いんだ、ここは。

これで630円なんてコスパ良すぎる!!

地球館へ行くには日本館を一度外に出て、向かう必要がある。

地球館もエリアごとに書くととんでもない文量になってしまうので、ダイジェストでお送りしましょう!

地球館に入ってすぐに地球の歴史が展示されている。

ティラノサウルスがかっこいい!!

他にはものすごい数の生き物の展示がされている。

そしてこの後に気づく。

この建物、B3から3Fまであんの!?

流石に疲れてきたので、早足で各階を見て回った。

恐竜の化石ゾーンは迫力満点!!

ヒトと類人猿のゾーンでは猿たちが沢山!!

船の展示では、人の表情までリアルだった!

続いては科学のゾーン。

ノーベル賞を受賞した山中伸弥さんの紹介まであった。

最後はこの国立科学博物館と言えば、この場所!!と言っても過言ではない剥製ゾーンに。

どのエリアでも言っているが、本当にたくさんの展示物があって、圧倒される。

やっと全てのエリアを見終わって、外に出た。

ちなみに国立科学博物館にはレストランもあり、ここならではのメニューも沢山あった。

次に来るときは是非行って見たいものである。

そして最後の最後に出口にあった、シロナガスクジラのオブジェに感動して帰った。

エンディング

国立科学博物館は大学生以上は630円で今紹介した全てを見学することができるコスパ最強の博物館だった!!

しかも膨大な量の展示物がどれも本当に素晴らしい!!

これは行かない理由がない!!

今回だけではじっくり見きれなかったので、絶対にまた行こうと決意しました!

室内なので、雨の日でも楽しむ事ができ、とってもオススメ!!

もちろん、晴れの日でも行ってみてください!!

さて、今回のおすすめコーナーです!!

第9回は、

◇漫画「PEACE MAKAER」皆川亮二作◇

皆川亮二先生が描く、西部開拓時代のガンマンの物語。

命を賭けて、ガンマンが早撃ちで勝負する話です。

まず、絵がとっても綺麗でかっこいい!!

銃のデザインもキャラクターそれぞれで違い、装飾も細かく描かれていて、本当にかっこいい。

早撃ち勝負の緊張感も迫力があり、息を止めて読んでしまう。

ストーリーも早撃ち勝負だけでなく、武器商人が絡んできたり、殺し屋が絡んできたりと、より複雑になっていくが、話に引き込まれどんどん読めてしまう。

漫画だが、読む映画といった作品になっている。

国立科学博物館など歴史的な物や話に興味のある人には是非おすすめです!!

それではまた次の旅で。

asg

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