天狗様に会いに。【山行記-陣馬山〜高尾山縦走-】

こんにちは!!

asgです!!

今回は陣馬山から高尾山へ縦走です!!

陣馬山も高尾山も何度も登ってきましたが、縦走はした事が無かったので、今回挑戦することにしました。

そして、高尾と言えば天狗様。

この前、香川の金比羅山の上にある神社で天狗様のお守りを買ってから良い事が続いている気がする。

なので、ぜひ高尾の天狗様にもお会いしたい!!

全体を通して標高は高く無く、最初の陣馬山だけ頑張れば、その後は高尾山まで難しくないので、初心者にもオススメな縦走プランです。

ただ、陣馬山の登りはキツく、また全体的に距離は長いので、ちゃんと疲れます!!

しかし、疲れるからこそ下山後の温泉やビールがより一層最高になるのです!!

それでは、スタートです!!!!

当初のスケジュール

今回、事前に組んだスケジュールはこちら!!

高尾駅(7:18着)

高尾駅(7:35発)

↓ バス(陣馬高原下行き)

陣馬高原下(8:15着)

陣馬高原下(8:45発)

陣馬高原登山道(9:10着)

陣馬山(10:15着)

陣馬山(10:30発)

明王峠(11:20着)

景信山(12:55着)

景信山(13:10発)

小仏城山(14:00着)

高尾山(15:00着)

高尾山(15:15発)

高尾山口(16:35着)

京王高尾山温泉 極楽湯

帰宅

休憩入れて8時間近くかかるスケジュール。

標高は高く無くてもこれは大分しんどそうなスケジュールだな、、。

結果はどうだったのだろうか。

高尾駅〜陣馬高原下

7:18 高尾駅に到着

電車を降りてすぐ天狗様にお会いできた!!!笑

北口から出てバス停に向かう。

陣馬高原下行きのバスは1番のりば。

1番のりばには陣馬高原下行き以外にもバスが来るので、バス待ちのお客さんは長蛇の列になる。

行き先の違う人がみんな1列に並んでいるので、自分の乗るバスが来たら周りの人の反応を見ながら、乗らない人を抜かして乗車する必要がある。笑

7:35発のバスに乗り陣馬高原下に向かった。

45分ほど乗って、終点に着いた。

8:20 陣馬高原下に到着

ここにはトイレも自販機もあるので、準備を整えやすい。

朝食代わりにクリーム玄米ブランメープル味を食べて、ゆっくり歩き始めた。

登山口まではコンクリートの車道を20分ほど歩く。

身体を起こすにちょうどいい。

前回は陣馬山だけ登ったが、今回は陣馬山だけでなく、景信山、小仏城山、高尾山と縦走するので、ペース配分が大事である。

ゆっくり行こう。

前に陣馬山に来た時もあった生首像が今回もお出迎えしてくれた。

お、久しぶり!と挨拶して通り過ぎる。

8:35 陣馬高原下登山口に到着

陣馬高原下〜陣馬山

一度ここで身支度を整理した。

登山口からは本格的な登山道になる。

序盤は川沿いの道を気持ちよく歩いていける。

しかし、すぐに急登になった。

木の根っこが生い茂り歩きづらく、角度も急なので、体力をどんどん奪われる。

しかもこの急登が長い、、。

この日は最高気温35度超えの猛暑日。

森の中は風も通らず、ほぼサウナ状態。

滝のように汗をかき、クラクラとして来た。

急登を登りきったところで座ってゆっくり休むことにした。

回復したところで、歩き始めたが、再度急登が登場、、!!

ゆっくり、ゆっくり、1歩ずつ登っていき、やっと急登を越えた。

ここまで来れば、苦しい急登もほとんど無くなる。

平坦な道を進み、和田峠ルートとの合流地点に出た。

ここを左へ。

その後は、道なりに登っていき、ついに、、

9:35 陣馬山登頂!!!

相変わらずとってもしんどいが、行動時間は少ないので、助かる。

山頂からの景色はとても綺麗である。

ただ、暑いし、疲れたし、フラフラする。

時間に余裕があるので、ベンチに座って、大休憩を取ることに決めた。

陣馬山〜景信山

10時になり、活動再開。

陣馬山の次は景信山へ向かう。

山頂から和田峠からのルートと陣馬高原下ルートの合流地点まで戻ると、景信山方面への道が見つかるのだ。

右側の細い道を進む。

人が一人やっと通れる幅の細ーい道を歩いていく。

他の道と合流し、景信山方面へ左に行く。

ここからはほとんど平坦な道を気持ちよく歩いていく。

陣馬山で疲れた体には助かる!

足取り軽く歩いていると、道の真ん中にコクワガタ(メス)と出会った。

可愛い。

童心に帰る。

クワガタに別れを告げて、先へ進む。

10:30 明王峠に到着

明王峠は昔は営業していた小屋の跡があり、休憩にはちょうどいい感じ。

私は休憩せず、先へ進んだ。

ずっと森の中だったが、ここで開けたエリアに出た。

日差しを感じると一気に暑くなった。

太陽の光は体力を奪ってくる、、。

あちぃ〜、、、。

早くこのエリアを切り抜けたい、、。

再び森の中に入り、進んでいくと分岐の看板を見つけた。

今回は堂所山には行かないので、右手へ。

そしてまた分岐。

なぜか気持ちが高ぶり、まき道は選ばず直進。

階段を登り始めてすぐキツいことに気づいて後悔。

登りきった後に注意看板があった。

間違って右手の道に行かないように!

先に行くと笹ゾーン。

笹に叩かれながらグングン進んでいく。

階段を上る箇所がいくつかあって、きつくなって来た。

山頂近くでまた「まき道」の誘惑に出くわした。

またもや気持ちが高ぶり、直進。

しかし冷静に振り返ってみると、まき道を選択していたら景信山の山頂にいけないので、まき道を選ぶということは無かったのだ。

山頂直下の急な階段を上ると、景信山である。

11:30 景信山に登頂!!

景信山の山頂は今は使われていない小屋が残されていて、多くのベンチもあった。

休憩する場所はたくさんあるので便利である。

よく見ると、鬼滅の刃の舞台のモデルにもなっているようだ。

山頂からの景色は開けていて、とても綺麗!!

ベンチに座り、ゆっくり休憩することにした。

景信山〜小仏城山

15分ほど休憩し、小仏城山に向かう。

景信山から小仏城山に向かう道は見つけづらい。

細い小道を抜けていく。

抜けると広い場所に出た。

ここを右に行くと小仏城山への案内を発見。

その先は岩場が続く。

12:00 小仏峠に到着

ここには明治天皇が通行した記念の石碑が立てられていた。

先に進むと急な階段が目の前に、、。

ヒーヒー言いながらやっと登ったと思ったら、また階段。。

階段を超えると平坦な道に出た。

12:15 小仏城山に登頂!!

山頂にはなめこ汁の有名な山小屋がある。

しかし、この日はお休みだった。

ベンチも多く、高尾山からも1時間程度で来れることもあり、人気の山なので多くの人が来ていた。

陣馬山から景信山、そして小仏城山までの道のりではあまり人に会わなかったが、小仏城山に登頂してからは爆発的に人が増えた。

ここでは荷物整理のみをして先に進んだ。

小仏城山〜高尾山

高尾山へ向かって下って行く。

先を急いでるが、途中にある展望台には寄る。

景色は草木のせいであまり見えなかった。

看板も日焼けでほとんど読めず、、。笑

ここからは道なりにどんどん進んで行く。

最後にキッツい石段を上る。

13:00 高尾山に登頂!!

あいにく、この日は雲が出て富士山は見れなかった。

ただ、ポジティブに考えると雲が出たおかげで日差しや暑さに苦しむ事が少なかったとも言える。

縦走はここでひとまずゴールとなる。

あとは高尾山から下山するだけ。

流石に疲れたので、しっかりと休憩をした。

高尾山〜下山と温泉

下山は1号路から下りる。

なぜなら天狗様にお詣りしたいから。

飯縄権現神社まで下りて、しっかりとお詣り。

天狗様の像もある。

さらに下に行くと、大きな天狗様の仮面も飾られていた。

天狗様にも2種類ある。

鼻の長い天狗様と烏天狗様。

以前香川県のこんぴらさんで天狗様と出会ってからパワーを頂いている気がするので出会うたびに感謝申し上げている。

立派な門をくぐり、

そこからはグングン下りて行く。

途中にある猿園も通過。

めっちゃ疲れているので、かき氷や冷たい飲み物が売っている売店を見かけると寄りたい衝動にかられる。

しかし、我慢してものすごい勢いで下って行く。

1号路の道は基本的にコンクリートで、角度がすごいので膝に大ダメージが来る。

それでもジグザグ下りをしながらダメージを分散。

だいぶ下ったところで金比羅社に寄れる分かれ道を発見。

asgが天狗様に出会ったのはこんぴらさん。

これは行かない訳にはいかない!!!

ということで寄り道。

ここでもお詣りして感謝を伝える。

奥に行くと下山道に繋がるので、そのまま直進。

またコンクリートの下り道を激走した。

14:00 下山完了!!

ここからは駅までのんびり歩いた。

久しぶりに高尾山口駅に来たら、コンコースが綺麗になっている!!

川に降りられる仕様になっていた。

子どもたちが川で遊んでいて、ザ夏休み!!っていう光景に癒された。

私は駅まで行き、極楽湯に寄って汗を流した。

風呂上がりにはビール!!

空きっ腹の疲労困憊の体にビールを流し込むだけだとすごい酔いそうなので、高尾名物のとろろそばも注文。

縦走をやりきった達成感と美味しいそばとビールの幸福感でいっぱい。

良い休日になった。

外に出ると、最後にまた天狗様とお会いすることが出来た。

お疲れ様

そう言われたような気がした。

実際のスケジュール

実際に遂行したスケジュールをまとめます!!

高尾駅(7:18着)

高尾駅(7:35発)

↓ バス(陣馬高原下行き)

陣馬高原下(8:15着)

陣馬高原下(8:25発)

陣馬高原登山道(8:35着)

陣馬山(9:35着)

陣馬山(10:00発)

明王峠(10:30着)

景信山(11:30着)

景信山(11:45発)

小仏城山(12:15着)

高尾山(13:00着)

高尾山(13:10発)

高尾山口(14:00着)

京王高尾山温泉 極楽湯

帰宅

大体2時間半くらい予定より早く行くことが出来た。

おかげでゆっくり温泉に入り、風呂上がりにビールを飲んでのんびりすることが出来た。

そして、帰宅後荷物整理してから近所のラーメン屋で味噌ラーメンも空いている時間帯に食べることが出来た。

満足満足。

MVPアイテム

今回の陣馬山〜高尾山縦走でMVPだったアイテムを紹介!!

MVPアイテムは、、

「AXESQUIN ベンチレーションショートスリーブTee」

AXESQUIN ホームページ

アクシーズクインの速乾Tシャツである。

通気性抜群で肌さわりも良く、さらにシンプルなデザインで普段使いにもGOODなTシャツだ。

今回使った時は猛暑日で、しかも行動時間5時間以上のため、汗が乾く暇など一時もない。

よって、速乾性は正直分からない。。

普段使っているときは汗をかいても早く乾いているように感じる。

陣馬山高尾山縦走の時は常に汗でビッショリだったが、最後まで不快感なくやり切ることが出来たので、素晴らしいTシャツだと思う!!

重量も軽いので、登山終わりに寄るお風呂上がりの着替え用にも、旅用にもピッタリで、非常に汎用性の高い1品。

日本のメーカーなのでサイズも日本人体型に合っているのもポイントが高い。

asgが夏に着るTシャツスタメンは今まで、前回紹介した「パタゴニア キャプリーンクール」と「マウンテンハードウェア サンブロッカー」の2つだったが、この度、「アクシーズクイン ベンチレーションショートスリーブTee」が新たに加わった!!

是非1度手にとって見て下さい!!

エンディング

陣馬山から高尾山までの縦走は、最初の陣馬山がきついことと距離が長いことを乗り切れば、多くの人がチャレンジ出来る縦走初心者にもオススメなコースでした!!

今回のルートでは、最初の陣馬山が1番標高が高いので、最初を頑張れば、あとはゆっくり下って行くので比較的楽だったかもしれません。

ゴールを高尾山にした理由は、①下山後にすぐに温泉に入れる②お風呂上がりにそのまま電車に乗って帰れるからです。

高尾山だけ、陣馬山だけの登山では満足できない人は1度挑戦して見て下さい!!

それでは最後に勝手におすすめコーナーです!!

第37回は、

◇書籍「近畿地方のある場所について」背筋著◇

最近流行りのホラーもの。

雨穴さんの「変な家」で爆発的に人気が出ましたね。

今回紹介するのは映画化もされた「近畿地方のある場所について」です。

背筋さんの友人の小沢くんが行方不明になってしまった。

読者の皆さんに情報を提供してほしい。

そんな入りで始まる。

小沢くんは近畿地方のある場所について調べていたところ、行方不明になってしまった。

その場所に一体何があるのか。。

この本では、行方不明になるまでに調べていた近畿地方のある場所についての昔の記事がそれぞれまとめられている。

住んだ人がどんどん自殺するマンション。

学校で流行っている「まっしろさん」という遊び。

飛び跳ね続ける女。

それぞれ別の記事に思っていたのが、実は全て近畿地方のある場所に繋がっているのではないか。。

そんな思いで調べていたのに、、。

1つ1つの記事だけでも十分に怖いです。

喫茶店で読んでいて、毎回ゾッとしていました笑

しかし、ただ怖いだけで無く、それぞれの話の根底にある近畿地方のある場所がミステリー要素を加え、どんどん読みたくなってしまう。

さらに映画公開に合わせて、文庫版が発売されました。

文庫版では単行本と大きく内容が違うらしい。

まだ読んでいないので、そっちも読もうと思ってます!

ホラーとミステリーが好きな人にはオススメの1冊です!!

それでは!

asg

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